N.CYCLEの取り組みOUR PROJECTS
それぞれの得意を活かした
新たな取り組みが始まっています
N.CYCLEには、立場やジャンルを超えて多種多様な企業や団体、個人が参加。プロジェクトを通じて今までにない化学反応を起こし、資源循環の取り組みを加速させていきます。
PROJECT 01米菓工場などで出た
資源を堆肥に活用
おせんべいやおかきの製造工程で出る研ぎ汁や研米粉、お米の収穫時に発生するもみ殻などの「未利用資源」に着目し、土壌改良に活用しています。
POINT01
微生物を活性化
お米の加工品のひとつである米菓。おせんべいやおかきの製造工程では、お米を洗った「研ぎ汁」や、米の粒を磨いた「研米粉」が発生します。これらは豊富な栄養分を含んでいるため、田んぼの土を元気にする有用微生物のエサとして良質な資源。培養や活動を促すため、有用微生物を含んだ堆肥(生物由来の原料を使った肥料)を田んぼに還すと、土壌を活性化することができます。また従来使っていた化学肥料の使用量を削減できるため、お米の生産コストを抑えることも可能です。
POINT02
もみ殻をくん炭化
もみ殻とは、稲の実の一番外側にある固い皮のこと。玄米になる際に除去されますが、大量に発生するもみ殻の処理は、農家にとって悩みの種です。このもみ殻の活用方法のひとつが「くん炭化」。蒸し焼きにして炭に変え、土壌改良に活用します。ただし、くん炭は風に舞いやすく扱いづらいことがデメリットでした。そこでN.CYCLEではPOINT1の堆肥とくん炭を混ぜて粒状のペレットに加工、活用しやすくしました。
PROJECT 02N.CYCLEのお米を食卓へ
資源循環米を栽培
N.CYCLEの資源循環を活用したお米の栽培に挑戦。収穫量の拡大と安定化により、おいしいお米を食卓に届けることを目指します。
POINT01
お米作りで実践
N.CYCLEに賛同した農家の方とともに、資源循環によって作られた有機質肥料のペレットを活用したお米作りに挑戦。品種や農地など様々な条件のもとで、栽培方法の確立を目指して試行錯誤を重ねています。たくさんのおいしい資源循環米を食卓に届ける未来を目指して、研究と実践を続けていきます。
PROJECT 03子どもたちに伝える
お米の食育活動
お米の消費量が減っている今、あらためてお米のおいしさと魅力を知ってほしい。子どもたちに様々な形で伝える活動を展開しています。
POINT01
地域イベントなどに参加
N.CYCLEは企業や教育機関だけでなく、お米を食べる人と一緒に歩むプロジェクト。子どもたちにも取り組みについて知ってもらいたいと考えています。地域のイベントに参加したり、プロジェクト企業を訪問してくれた小中学生に向けて説明をしたり、様々な形で資源循環の大切さや楽しさについて伝えています。
参画メンバーへの加入、活動について
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